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与勝第二中学校 第51回 卒業式

50周年記念事業で購入した学校車も門出を祝う。

令和5年3月11日(土)与勝第二中学校では、卒業式が行われました。

まだ誰もいない体育館。毎年やってくる別れは、やっぱり寂しい😭

毎年行われる卒業式は、1つのステージを卒業し、新たなステージへと進む大切な日です。

卒業生が入場してきました!
いよいよ卒業式が開式します。

卒業式で感動するのは、たくさんの思い出とともに過ごしてきた3年間が1つの区切りとして、その成長を実感できる瞬間だからだと思います。
思い出の中には、友達との楽しい時間や、先生に教えてもらったことなど、様々なものが含まれ、そのすべてが生徒の人生の一部として残ります。

卒業証書授与
お父さん、お母さん、友達、お世話になった人へ「感謝と夢」を語る

当日、インフルエンザのため1名が自宅でのzoom参加となってしまいましたが、他33名全員が卒業式会場のステージ中央で卒業証書授与の感動的なシーンの主人公となりました。
卒業式では、生徒たちは感動する場面をよく見ますが、それと同じくらい感謝の気持ちを持つ瞬間が多く感じられます。
友達や先生、家族に対する感謝の気持ちが溢れ出てくる瞬間に、心がすごく温かくなり、会場に感動を呼んでいる気がします。
(インフルエンザの回復を待って、15日校長室での卒業式がありました。駆けつけてくれた同級生との感動的なシーンもありました)

式辞、告辞、祝辞、目録、卒業生保護者挨拶 ありがたいお言葉、記念品をいただきました。

【與志平洋子 学校長式辞】
  卒業生を祝福する春の陽光も美しく令和4年度与勝第二中学校第51期生34名の皆さんご卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様の晴れの姿を前に、あらためて授かった命の尊さに感慨深い思いと拝察いたします。心からお祝い申し上げます。
 今年度は、学校創立50周年を記念する意義深い年にあたり、学校施設・設備の刷新、教育カリキュラムの見直しを模索する一年となりました。地域・保護者皆様の熱いまなざしと本校教育に対する期待は、確実に生徒一人一人の意欲・行動へとつながり、例年にも増して多様な生徒の学びと活躍が誕生し、特に3年生の活躍めざましい一年となりました。
 与勝半島の東端に位置する本校は、在籍の減少傾向、さらに体育館の老朽化による立て替え建築の環境は厳しいものとなり、多くの不自由と不便を抱えましたが、周辺小中学校様のご協力に支えられ放課後の部活動も継続できました。廃車直前の学校車も何とも厳しさを感じるところでしたが、昨日、周年記念事業の尽力で新品の学校車が届きました。いかなる環境条件をも変え・乗り越えることが出来る!と実感した一年でもありました。
 厳しい地理的・物理的・人的要因の条件をも全てをチャンスに変える魅力ある学校づくりとして「教育のデジタル化」は、有効に機能しかつてない多種多様な生徒の活動成果、学校の活性化があります。全国すべての小中学生に配布され、タブレットを活用した教育活動の展開が求められる時代において、本校におけるネット部活の取組とその成果は、大きな自信と可能性を見いだしました。ネット部活を中心に、この学校ならではの特色あるチャンスをいかした活躍は、学校HP(Note)で発信しました。市内でも随一の先進的な活用事例として注目された学校HPやマスコミ新聞報道等で子どもたちの活躍が社会に広く知られるところとなりました。
 沖縄県が祖国復帰から50年の節目に「カリキュラムマネジメント50」を謳い、学校教育活動の活性化と生徒一人一人が将来を担う人材として社会参画の意識を育む学びは、うるま市中学校英語スキットコンテストにおいて市内3位に入賞する実力を発揮しました。創立50年を迎えた学校、これからの学校を自分たちが創っていくとのストーリー・脚本を作成し、英語力を駆使したパフオーマンスの力が発信されました。。子どもたちの可能性は無限であり、本日巣立ちを迎えた卒業生が世界で活躍する人材となると確信します。あらたに展開する活躍を大いに期待いたします。ご卒業おめでとうございます。
 

【石川聡様 教育長職務代理者告辞】
皆さんが入学する際には、全国的な一斉休校があり、入学式が1ヶ月遅れました。
マスクをつけたままの学校生活、命を守るために行動制限を余儀なくされ、イライラすることもあったと思います。
そんな中で、学校生活を豊かにするために一致団結し、諦めず、粘り強く、みんなで頑張りましたね。
声をかけ合い、ピンチをチャンスに変え、たくましい姿を見せてくれました。
「あたりまえ」の反対語をご存知ですか?
「あたりまえ」の反対語は「ありがとう」です。
コロナ禍で、あたりまえがかけがえのないものだと強く気付かされました。
皆さんの人生において、これからはあたりまえをありがとうと感謝の気持ちを持ってください。
そして、これまで培った経験を糧にし、常に学び、自らを律し、周囲と協働し、それぞれの目標に向かって努力することを願い、期待します。
本日は、ご卒業おめでとうございます。

【兼堅太陽様 PTA会長祝辞】
卒業生の皆さんが入学したときは、コロナ禍でした。
大変なことを乗り越えながら、それぞれの生徒がたくさんの成果をあげてきました。
これから新しい舞台、世界でチャレンジするには自信が必要になります。
ぜひ、与勝第二中学校であげてきた成果を自信に変えてください。
そして、この学校のスローガンは、めざせ 世界・五大州 です。
与勝第二中学校は、他の学校よりもデジタルの分野が先進的です。
デジタルの活用で、五大州はぐっと近づくでしょう。
世界へガンガン挑戦して、自分の新時代を作ってください。

德村清史様、佑清さん親子による卒業記念品目録贈呈がありました。
体育館玄関に設置された「体育館」の看板です。詳細は以下の記事をご覧ください。

【盛根葉子様 保護者代表挨拶】
3年間を振り返ると、コロナの影響を最も受けました。
楽しみにしていた入学式も1ヶ月遅れました。
そんな中でも、学校行事が工夫して行われましたね。
体育館が無いなかでの、公民館で行ったエイサー披露は、子ども達のいきいきとした姿を久しぶりに見ることができて、感動で胸が熱くなったことを今でも思い出します。
つい先日行われた3学年行事では、絵馬に書いた願いを発表する場面もありましたね。
世界の中心「与勝第二中学校」という言葉のように、自分の夢へ向かって成長し、羽ばたいていけるような子ども達になってほしい。たくさんの人が君たちの成長を見守っています。

3学年行事(絵馬の発表等)は下記の記事をご覧ください。

生徒会長による送辞

新垣諒真生徒会長からは、ぼくたちの入学するときに、先輩方は温かく迎えてくれて不安が希望になったのを覚えています。
そして、制限された学校生活の中では、困難に立ち向かう先輩の姿に勇気をもらいました。
「もっと一緒にいたかった。。。」
でも、新しい世界へ羽ばたいていく先輩方を引き留めることはできません。
大変なときには、仲間同士支え合い素晴らしい人生にしていくことを信じています。
これからは伝統を引き継ぎ、先輩方のように与勝第二中学校の歴史の1ページを作り上げるために、日々の学校生活を懸命に過ごすことを誓いますと堂々とした送辞が送られました。

卒業生による答辞

卒業生による送辞では、コロナ禍で1ヶ月遅れた入学式を振り返るところから始まりました。
中学校生活がスタートしたときには、不安やワクワクなど複雑な感情が合ったことを語り、仲間と少しずつ困難を乗り越えてきたことを思い出していました。
3年間にあった良い思い出、反省する思い出をひとつひとつ話してくれました。たくさん迷惑をかけたこともあったけど、先生や家族に感謝の気持ちをストレートに伝える場面もあり、とても感動しました。
後輩には、中学生活があっという間に過ぎていくことを伝え「貴重な中学校生活、青春を謳歌せよ!」と激励しました。
そして、ともに過ごした仲間たちに「ありがとう」を伝え、またいつか「会おうね」と再会を誓い合う場面にはとても感動しました。

担任2人によるサプライズ

1組担任、4組担任2人による思い出のアルバム。
サプライズで用意されました。準備は夜遅くまで行われ、生徒への思いが伝わり感動しました。

第51期 与勝第二中学校 卒業生

最後に、卒業式は生徒たちにとって、人生の中でも特別な一日となります。その日に感じた感動や成長を忘れず、今後の人生でも大切にしていってほしいと思います。
そして、生徒たちが今後も素晴らしい人生を歩んでいくことを、心から願っています😊

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