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【ネット部活最終発表会】映画の世界が現実に?これからのネット社会のリアルとは・・・

令和5年2月13日(月)は、今年度ネット部活最終発表会とMeta日本法人Facebook Japanより「栗原さあやさん」による講演会が本校の体育館で開催されました。

Meta講演会&最終発表会がスタート

令和4年度のネット部活の活躍が披露されました。生徒がパソコンを使って、自分の思いを世界に伝えるデジタル画像制作、楽曲制作などについて、考え、工夫した過程が垣間見えるコメントもありました。

うるま”島人クリエイター”プロジェクト~わたしたちの等身大のSNS発信!の最終回になります。

体育館に入ると、ネット部活生が作成した作品が展示されていました。
舞台には大きなスクリーンが用意され、いかにもネット部活らしいセットが整っていました。

各学校・関係者とオンラインでつながります!
体育館アリーナにセッティングされた成果物①
体育館アリーナにセッティングされた成果物②

まずMetaの栗原さんより「これからのインターネットやメタバースについてお話を聞いてみよう!」と題して、講演会が行われました。

Meta日本法人Fecebook Japan栗原さあやさんによる講演会

メタバースの本題に入る前に、Meta社が取り扱っているInstagramをたとえに、SNSの注意点を教えてくれました。

【SNSの注意点】
・相手をブロックする際も傷つけないか考える
・誰にどんな影響を与えるか中長期で考えて発信する
・場合によっては、アカウントの公開や非公開を使い分ける

メタバースの話では、子ども達の将来の仕事もふまえて講演をして下さいました。

【メタバース】
・人と人をつなげるソーシャルテクノロジーは、電話からパソコンへと進化してきた。メタバースはその先にある。
・離れていても、3Dを使い同じ空間にいるように感じる仮想空間でリアルを体験できる。
・メタバースは今後15年ほどかけて完成されていく世界。

栗原さんは「メタバースという新しい世界により、アバターの洋服をデザインする人、その洋服をプログラムする人などこれまでに無かったような仕事がたくさん生まれます。今日の講演を聞いてくれている生徒達が大人になる頃には、仕事は大きく変化するため、ここからメタバースの世界を作っていく人がでてくることを期待しています。」と語ってくれました。

またメタバースの教育への活用として「例えば、社会科の授業では、実際にバーチャルで歴史的建造物に行ったりすることも可能」とし、医学の分野では模擬(バーチャル)手術も行っていると仰っていました。

【栗原さんへの質問コーナー】
・VRゴーグルは現在は大きく、重いですが、今後はどうなりますか?
→今後はメガネサイズになるなど、ゴーグルをつける負担がどんどん減っていきます。

・仮想空間でフィットネスはどうやるの?狭い部屋でもできますか?
→フィットネスは実際に体を動かすため、ある程度の空間が必要になります。

・VRゴーグルがないとメタバースの世界には入れないの?
→パソコンやスマートフォンでアプリを使って楽しむことができます。

興味はあるけど難しいメタバースの世界を栗原さんは、動画や身近なものを事例にしてわかりやすく紹介してくれました。
ありがとうございます😄

ここからは、ネット部活最終発表会のスタートです!

発表会は個人またはグループで行われました。
サイコロ型のブロックでできる創作・冒険ゲームのマインクラフトや音楽制作ソフトのガレージバンドなどを使って、イラストや楽曲、デジタル版ホテルなどを制作していました。

下記で紹介していきます😊

彩橋小学校「うるま市発!音楽制作『 Cyber world ~電脳世界』」
彩橋小学校「うるま市の特産物」観光ポスター
彩橋小中学校「浜比嘉島にあったらいいな~のマイクラホテル」

本校のエースは、ガレージバンドで素晴らしい楽曲を制作

琉球の旋律とスネークの様相がぴったりコラボ!
イメージ豊かな作品で正直驚き~~~です!
聴衆一同唖然!感動!興奮!です!👏👏👏

本校のもう一人のエースも彩橋中・与勝第二中・N中合作「うるま市四島アピール」観光ポスターで素晴らしいデザインを披露しました👏👏👏

与勝第二中「うるま市発!音楽制作『 Okinawan Snake Dance 』」
 【クリエイティブ】作品創作の過程・工夫、作品で味わった思い・願いを説明しています。
与勝第二中「うるま市発!音楽制作『 Okinawan Snake Dance 』」
彩橋中・与勝第二中・N中合作「うるま市四島アピール」観光ポスター
うるまの未来を創ります!!

生徒達は作品を届けたい相手にとってよりより情報として伝わるかを想像し、工夫して作品を創造・発信していました。
例えば観光客へ向けたチラシの制作。英語表記もするべきだったと、次へ活かす反省点も見つけたり、著作権のことを調べて、オリジナルの写真を撮ったりと、創られた作品の全てには生徒の努力が込められています。

最後に栗原さんの感想と、嘉手苅弘美教育長の講評がありました。

【栗原さんの感想】
たくさんのジャンル、たくさんの作品を見て、今後メタバースの世界をこの子達が作っていくんだろうなというビジョンが見えました。
本当に素晴らしい発表をありがとうございます。

【教育長講評】
ネット部活での活動はこれからの人生で大きく役立つと思います。
正解のない分野にみんなで協力して正解を作っていく楽しさ、ワクワクすること、それは音楽であるいはポスターであるいはマイクラで表現することの楽しさを学んだと思います。
そして、失敗して落ち込むこともあるかもしれまんせんが、チャレンジすることの大切さも気付きました。
これからの社会に重要なスキルも身につき、自信もつきました。
これがみなさんの成長です。そして成果です。
本当にありがとうございます。

今年度もデジタルを活かした取組で、これからの社会に必要なスキルを生徒は身につけました。
今後の社会を背負っていくネット部活の生徒をぜひ応援してください😊
そして、ネット部活に興味のある皆さん!一緒に最新技術を学びましょう!いつでもお待ちしていますよ😄


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